こんにちは、おさまりです。
「ありのままで美しい人」を目指しています。
私、日焼け止めを塗って医者を呼ばれた敏感肌の持ち主でして。
日焼け止めジプシーの末にかろうじて使える日焼け止めを見つけたのですが、できればあまり塗りたくありません。毎日塗っているとやはりどことなく調子悪いんですな。
だからなるべく塗らないで過ごす日を設けるようにしているのだけど、現在真夏につき連日の直射日光が凄まじいこと極まりない。
その直射日光をダイレクトに浴びることは絶対的に避けるようにしていまして、帽子、日傘、サングラスで対策しております。
でもさ、家の中も常に窓から紫外線が降り注いでいるから朝一番に日焼け止めを塗りましょう、そこまでがスキンケアです、なんて言うじゃない。
そんなこと言ったら、日焼け止めを塗りたくない場合は家の中でも常に帽子とサングラス着用ということ?
もしくはすべての窓にUVカットシートとか貼るべきなの?さもなくば光老化が刻一刻と進行しちゃうってわけ?
と、色々と考えてみたところで、
ていうか、そもそも紫外線をそこまで恐れる必要ってあるんだろうか。
というのが本日のテーマです。
そこまで恐れなくたっていいんじゃない?という結論になんとか持っていくべく綴っていきますが、すべてわたくしの独断と偏見。
それぞれの主張に一応根拠はありますが、「だから大丈夫」と結論づける過程には「科学的エビデンス」なんてものは一切ございません。
むしろそこにあるのは「非科学的個人的願望」ゆえ、この記事を読んで日焼けしたり老化が進んだりするようなことがあっても、わたしゃ一切責任取りませんよ。ええ。
私のように日焼け止めを塗りたくない人とか、太陽にもっと感謝したいと思っている人とか、そういうマイナーな人たちの気持ちを軽く明るくする目的のみで書きます。
以下、私が近頃自分に言い聞かせ、思い込むようにしている「紫外線恐怖から逃れる5つのアイデア」です。アイデアというか、考え方ですね。こういう風に考えるとちょっと楽になるよって話。
日本は紫外線の強さがオーストラリアの7分の1しかない
オーストラリアの紫外線の強さは、日本の5倍とか7倍とか言われています。
それゆえ皮膚がん罹患率が高く、紫外線対策は美容のためというより、健康、ひいては命のため。政府が国民に呼びかけています。
てことでですね、オーストラリアを基準にすると、日本に住んでるってだけで紫外線が7分の1になってるんですよ。
計算すると、約86%UVカットできてるってことです。日焼け止めを塗らずとも、帽子をかぶらずとも、日傘をささずとも。アメイジングでしょ。
しかも、そんなに紫外線が強いにもかかわらず、オージーの方々はビーチに行くときくらいしか日焼け止めを塗らないんだそうで。日常生活は帽子とサングラスだけみたいです。
365日日焼け止めを欠かさない日本女性の常識は、世界の常識ではないのよね。ていうことを考えても、そこまで徹底的にやらなくてもいいのかなって思えてきます。
で、ここで「いやなんでオーストラリアを基準にするの」なんてつまらないことは言わないの。
やったー!日本に住んでてよかったー!って手放しに喜んで、ついでにUV対策グッズもポイポイっと手放しちゃう純朴さがここでは必要なのです。手放さないけど。
アスファルトの反射率は10%しかない
真夏のアスファルトって照り返しがジリジリくるイメージがありますが、意外と10%しかないんだそうです。
てことで、上から9割カットできるなら、照り返しはそんなに恐れなくてもいいんじゃないかと思うわけです。
そもそもアスファルトの上に長時間滞在することはほぼないし(ある方は対策した方がいいかも)、できるだけ日陰を歩くようにしてるしね。
ちなみに反射率については、水面は10%〜20%、砂浜は10%〜25%、最も高いのは新雪の80%です。
新雪に囲まれて暮らしている人は気をつけた方が良さそうですが、都会暮らしは基本的に照り返しをそこまで気にしなくてOK!てことにしていいですか。いいですね。
何も塗らずとも人間の肌はSPF4くらいある
忘れられがちですが、人間の肌にはもともと紫外線から自らの身を守る機能が備わっていて、それが「日焼け」です。
日焼けするとメラニンが増えて黒くなります。メラニンってシミの原因だとか言って敵視されがちですが、黒い色素で紫外線を吸収して皮膚細胞を守ってくれてるんですね。そうやって作られたメラニンは、通常はターンオーバーによっていずれ排出されていきます。
だから、日焼けはいわば「天然の日焼け止め」です。なんか矛盾してますけど。
で、この天然の日焼け止め、SPF4くらいだそうです。やったね。何も塗らなくてもSPF4だって。低いけどね。ないよりいいじゃない。
ちなみにここでいう日焼けは「サンタン」と呼ばれるもので、肌が褐色になるものです。「サンバーン」と呼ばれ肌が赤くなるような日焼けは、炎症です。
炎症系の日焼けをしやすい人は、紫外線恐怖から逃れないでおいた方が良いかもしれません。
ビタミンDを生成し私たちを健康にしてくれる
ビタミンDが最近注目されていますね。骨の成長促進や免疫機能の向上、さらにガンの予防など、健康維持に欠かせない栄養素です。
栄養を摂るとなると一般的には飲食物から摂取するイメージを持ちますが、飲まずとも、食べずとも、生成することができるのがビタミンDのすごいところなんですな。
なんと、紫外線にあたるだけ。ただです。太っ腹。
そう考えると紫外線も意外といいヤツじゃんと思えてきます。
でもね、なーんだ、実はいいヤツだったのね、ルンルン♪って無防備に顔を晒したりしたらシミシワたるみをせっせと作ってくれちゃいますから、直接浴びるなら手のひらなんかがおすすめです。
ビタミンDは紫外線以外に食べ物でも摂ることができます。
鮭やイワシなどの魚類、きくらげなどのきのこ類に豊富に含まれているそうで、私はこれらをけっこう日常的に食べています。きくらげ大好きなのよ。ラゲーライスを食べるという目的のみで代々木上原に降り立つ人間です。
そして夏は日傘から手のひらを出して日にあてるようにしながら歩いたり、冬はなるべく日向を歩いたりすることで、日々必要なビタミンDを賄っているつもりで生きています。
「幸せホルモン」セロトニンで私たちを幸せにしてくれる
私は単純な人間なので、天気が良いと気分がいいです。
で、それは私が単純だからというだけでなく(それも大いにあるけれども)、科学的に説明できるんですな。
朝日を浴びるとセロトニンというホルモンが分泌されて、精神を安定させ、マイナスな感情を抑制してくれるそうです。だから「幸せホルモン」なんて言われるんですね。
不足するとイライラ、うつ、不眠の原因になるってことですから、こりゃもう朝日浴びるっきゃないですよ。
ちなみにセロトニンの分泌に影響するのは紫外線ではなく可視光線ってことですが、最近は可視光線も肌に悪影響があるとかないとかで、だから可視光線もブロックできる日焼け止めもちょこちょこあるとかないとかで。
さらにビタミンDがセロトニンの合成に関与しているらしいから、やはり日焼け止めは塗らずに手のひらや手足とかで浴びると良い気がします。朝なら紫外線の強さもほどよいしね。
てことで、毎朝カーテンを開け、さらに窓を開け、「ああ今日もまた朝が来たなあ」と外を眺める時間を設けるようにしています。
昼も夜もなかった国際線CA時代より精神的な健康を感じます。セロトニンのおかげね。
こちら「太陽」でカメラロール検索して出てきたノルウェーの太陽。北欧の夏の日差しはけっこう強いんだな。
コメント
初めまして!
肌断食の検査でたどり着きました。ブログもインスタも楽しく拝見させていただいてます!
質問なのですが、おさまりさんは今のエアコンがいらなくなった時期で在宅中の日もカーテン完全シャットアウトで紫外線全く浴びずでしょうか?
紫外線をやはり気にしてしまい何度も肌断食を挫折してしまっております……
みつ様
コメントありがとうございます!
窓の近くで日差しがダイレクトに入ってくる場所はカーテンで遮るなどしていますが、それ以外の場所ではあまり気にしていません。屋内外問わず「日光を浴びている感覚」がある時は何かしらで対策し、そうでなければそこまで気にしない、みたいな感じです。参考になりますでしょうか…
ご返信ありがとうございます!
紫外線に対して親の仇かってぐらい過敏に反応・考えてしまってしんどくなってしまうのです。
あまり神経質に考えないようにしたいです…。
ちなみにこれからの寒くなる季節では日傘や日除け帽子など目立ってしまうと思うのですが、おさまりさんは紫外線対策はどのようにされますでしょうか?
(質問ばかりですみません)
みつ様
冬はオフの日や自転車に乗るときにキャップをかぶるくらいで、日傘はさしません。
多少日を浴びておいた方が健康にいいもんね、と気楽に考えるようにしている一方、いつか後悔するのかしら、なんて思いもないわけではなく…神経質になりすぎずほどほどに対策するのって、けっこう難しいですよね。