【髪】35歳でヘナ出家した話

BEAUTY

こんにちは、おさまりです。
「ありのままで美しい人」を目指しています。

昨年、35歳で「ヘナ出家」いたしました。

一体なんのことかと言うと、ヘナで髪を染めてみたよって話です。

髪を染めるだけで出家だなんて大袈裟な。
出家僧の袈裟だってもうちょっと控えめよって思ったそこのあなた、侮るなかれ。

何をもって「出家」とまで言われているかというと、一度ヘナで染めると、その後簡単には普通のカラーに戻れないのです。

染めたら最後、You can’t stop!

半端な気持ちで手を出した日には、プリングルスを一気に全部食べてしまった時とは比べものにならないくらいに後悔することになるからご注意を。

と、脅しておいて、実際にはYou can stop.

やめたければやめられるのですが、一度ヘナで染めた部分には普通のカラーが入りにくく、美容室で断られることも多いそうです。

だから当分は伸びた部分だけを染めていくことになるわけですね。

そして、伸びた部分はヘナ染め部分と同じ色に染めていく必要があるってことです。

で、ヘナ染め部分っていうのは基本的に黒なんですね。

ヘナはオレンジに染まるのですが、黒に乗せてもあまり発色しないので、日本人の黒髪は基本黒いままです。

つまり、ヘナ染め部分がカットで全部なくなるまでは明るくできないということ。

けっこう長い間、気軽に髪色を変えたりできないんですね。

そこに「出家感」を感じ取った誰かが「ヘナ出家」なんて言葉を生み出したのでしょう。

実際には時間をかければ全体をアルカリカラーに戻すことも可能なので、「ヘナ留学」くらいでいいと思うんだけど。

ということで、私の「ヘナ留学」についてまとめてみました。

ヘナに興味がある方、白髪との共生の仕方を模索中の方、オレンジ色を愛してやまない方のお役に立てますように。

高校時代から繰り返したアルカリカラー

人生で初めて髪を染めたのが高校生のときで、なぜだか妙に赤っぽい茶色にしたのを覚えています。

その後受験や就職のときには暗くして、でもそのうちにまた明るくしての繰り返し。

CA時代は規定であまり明るくできないながら、ギリギリの許容ラインを攻めて茶髪にしていました。

CAを辞めてイエベ春満喫な髪色に

CAを辞めてイメージコンサルタントになりました。

CA時代の反動×イエベ春が発動して、人生で最も明るいカラーに。イエベ春は黄みっぽい感じの明るめカラーが似合うんですよね。

ブリーチもしてみたりして、自由を満喫していました。

急に地毛で生きていきたくなったが時すでに遅し

30代も中頃になると、「サステナブル」とか「ミニマル」とか「ナチュラル」とか、その辺のワードが一気に脳内を席巻するようになり、敏感肌の悩みも相まって、もう髪を染めるのは辞めたいと思うようになりました。

がしかし、到底見過ごせない問題が一つ。

同年代の中でも私、白髪がかなり多い方なのです。

26歳くらいからちらりほらりと現れはじめ、産後に一気に増えた白髪たち。君たちのためにだけに、今後も私は髪を染め続けねばならぬのか。

ここで初めてバージンヘアでいられる期間にそれをしなかったことを後悔しました。

ヘナとの出会い

白髪問題により地毛は断念し、しばらくは地毛に近いカラーで染めていました。

そんな中、少し年上の女性でものすごく髪がきれいな方がいたので、思わず何かしているのかと聞いてみたら「ヘナしてる」と。

その時は「なんか聞いたことあるな」くらいでなんの知識も持ち合わせていませんでしたが、その後調べていくにつれて魅力が段々とわかってきました。

植物性で白髪染めも可能、トリートメント効果が高く続けるほどに髪が美しくなっていく上にデトックス効果もあるって、いいことしかないじゃない!でも白髪はオレンジになる!なんてこったい!でもそこを受け入れられればいいことしかないじゃない!

ということで、一旦受け入れてみることにしました。

これが噂のヘナショック

ヘナで染めるとしばらくは髪色を明るくできないということも承知し、覚悟を決めて美容室で初めてのヘナを体験しました。

結果、髪がごわっごわになりました。「ヘナショック」というらしいです。

その後何度か繰り返す内に艶々になってくるということでしたが、一時的とはわかっていてもなかなか受け入れ難いくらいに人生で最もごわごわになってしまって。

オイルを多めにつけたりまとめ髪にしたりしてなんとか凌ぎました。

ukaヘナをMy定番に

ukaからヘナが出ていると知ったとき、それはそれは心躍る気分でした。

ヘナってやっぱり多少の「おばさん感」があるっていうか、スタイリッシュなイメージではないんですよね(独断と偏見で失礼)。

今や私も立派なおばさんにつき文句は言えないけど、それでもまだ「おばさん感」を全面的に受け入れるのには抵抗があるのですよ。できるだけスタイリッシュ側にいたいのです。

そんなときにあのいかにも今っぽくておしゃれなukaからヘナが出ていると知ったもんだから、ああこれで私はもう少しの間スタイリッシュ側にいることを許されたわ、と勝手に安堵しました。

そこからはオンラインでukaの100%オーガニックヘナを購入、大体月一でセルフヘナをしています。

髪質改善&コストカット

今ヘナを初めて8ヶ月が経過し、髪質は以前より良くなったように思います。

不安になるくらいごわごわになったヘナショックは影もなく、おこがましくもあの髪のきれいな女性に近づいてきたような気がしています。

しかも基本セルフで染めるようになったことで美容室代のコストカットにも繋がりました。

でもセルフだとやはり後ろの方まできれいに塗るのが難しいので、年に2回、帰省にあわせて地元の美容室でヘナをやってもらっています。

白髪が増えたらやめるかも

今のところはわりと快適にヘナを続けていますが、やはり白髪のオレンジ具合が気になることもあります。

特に私は前髪の左側に集中しているので、そこだけ妙にオレンジです。

今後ますます白髪が増えてきたら志茂田景樹さんもびっくりのオレンジヘアになりそうなので、そうなったらヘナをやめるかも、と思っています。

ヘナにインディゴを混ぜて茶色っぽくする方法もありますが、インディゴは髪をパサつかせてしまうとのことで、だったら多少刺激があっても普通のアルカリカラーの方が良いかなぁと。

あとは飽きっぽいので単純に飽きがくる可能性も。

いずれにせよそのタイミングが来るまでは、ヘナ続けてみようと思っています。

自宅でのセルフヘナ後、お風呂上がりに撮影。前髪が一部オレンジなの、わかりますかね?

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