一生後悔しない婚約指輪の選び方

LIFE

こんにちは、おさまりです。
心から気に入っているものだけに囲まれて暮らしたいと思っています。

今、心から気に入っているものの一つが婚約指輪。一年前から毎日身につけています。

私が結婚したのは6年前。

ではなぜ一年前から身につけ始めたかというと、5周年のタイミングで普段使いできるようにリメイクしたからです。

で、一年間毎日身につけてみて、心から気に入っているものの一つだなぁと思うに至りました。

そしてちょうど時を同じくして、「婚約指輪について後悔している」という話を聞く機会がありました。

その時に思ったんです。これ、一生後悔しない婚約指輪の選び方の一つかもなあって。

一生後悔しない婚約指輪の選び方は、もちろん人によります。好みは様々なのでね。

それはそうなんだけど、もしあなたがこれから婚約指輪を選ぼうと思っているのなら、少しの参考になるかも。ならないかも。

以下、私の婚約指輪にまつわるストーリーです。

ちなみに結婚指輪はこちら。

石だけをもらった

プロポーズの時、ダイヤの石だけをもらいました。

クリスマスの夜、夜景の見えるレストランでいかにも婚約指輪が入っていそうな箱を仰々しくパカっとされてみたら(変化球なしストレート一本勝負)、そこには指輪はなく、ガラスケースに石だけが入っていました(お、変化球)。

「指輪でもネックレスでも、好きなデザインにしたらいいと思って」と。

石だけをもらうとは一ミリも予想していなかったので意外な展開でしたが、「なんか変なのじゃなくてよかった」ととりあえず安堵しました(失礼)。

特にリクエストはしていなかった

事前に希望のものをリクエストしたり、二人で一緒に選ぶというパターンもあるみたいです。

私は特にリクエストはなく、むしろ婚約指輪について欲しいとも欲しくないとも何ともコメントしていませんでした。と言いつつ密かになんとなくハイブランドへの憧れはもっていたのだけど。

でもそのことを事前に伝えていたら後悔することになっていたかな、と今となっては思います。

プラチナの「THE・婚約指輪」にした

ダイヤの石だけが手元にあるという可能性無限大な状況下であったにも関わらず、結局は定番のプラチナ、定番のデザインで「いかにも婚約指輪」なリングに仕立ててもらいました(妻は妻で変化球なし)。

誰しも一度は憧れるじゃない。これぞ婚約指輪!みたいなものを左手薬指にはめてみたいじゃない。

デザインや施工は夫が石を購入した宝石店にすべてお願いしました。仕事の関係で知ったお店だったそうです。

5年間、極々たまにしか身につけなかった

普段の装いはシンプルカジュアルが多く、ジュエリーはどちらかと言うとゴールドを合わせるのが好みです。

よってプラチナの「THE・婚約指輪」はなかなか普段使いできず、結婚式参列の際など、5年間で数えるほどしか身につけませんでした。

婚約指輪が普段使いしにくいことって、結婚後しばらく経ってからじゃないと気づかないものです。ちょっと考えればわかることなのに、ちょっとも考えないくらい高揚しているのね。

眠っているだけのダイヤってもったいない

結婚記念日の翌日が私の誕生日なのですが、プレゼントにどんなジュエリーをもらおうかと考えていたとき(誕生日プレゼントは毎年ジュエリーをリクエスト)、5周年だしダイヤもいいかななんて考えが浮かびました。

そしてその時に急に思い出したのです。そういえば私ダイヤ持ってたなって。

今考えると、普段思い出しもしないくらいにそのダイヤは忘れ去られていたわけで、なんだか本当に申し訳ない。

そこで、新しく購入するより、婚約指輪を普段使いできるようにリメイクしようと思いついたのでした。

U10万円でゴールドにリメイク

婚約の時にお世話になった宝石店に5年ぶりに夫婦でお邪魔した時、なんと私たちのことを覚えてくださっていました。

「もう5年も経つんですね」なんて言われて、なんだかとても温かい気持ちに。

当時担当してくださった方に再度お願いして、ゴールドの極めてシンプルで、少しカジュアル感もあるデザインに変えてもらいました。

価格はプラチナの下取り分を引いて9万円ほど。新しくダイヤの指輪を購入するよりよっぽどお値打ちに、ストーリーのある世界に一つだけのリングができました。

帰り道、10周年のときにまたこのお店でリメイクしてもらうのもいいかもね、と夫婦で話しました(リングは約3週間後に受け取りました)。

ハイブランドはリメイクのハードル高め

リメイクは、石だけでなく婚約指輪自体をもらっていた場合でもできます。ダイヤを取り外して新しいデザインにする工程は変わらないのでね。

でももしハイブランドの婚約指輪をもらっていたとしたら、なかなか気軽にはリメイクできていないだろうなと思います。

それらにはそれらの価値が存分にあるので、普段使いしにくいからって、おいそれとリメイクには踏み切れないのではないかと。

石だけをもらって自分でデザインを決めたものなら、それをリメイクするハードルもそんなに高くはありません。

結果的にそのスタイルでよかったな、と個人的には思います。

婚約指輪で後悔している人は多いらしい

最近CA時代の先輩から久しぶりに連絡をもらったのですが、なんでも私の婚約指輪について聞きたいと。

弟さんが結婚されることになり、彼女がこだわりのある人だから婚約指輪をどうしようか悩んでいるとのこと。そこで石だけもらったという私の話を思い出してくださったようで、詳しく聞きたいと連絡をくれました。

これまでのストーリーをお伝えしたところ、「やっぱりそれすごくいいね!」と言ってくださって、さらに「自分はブランドの指輪を買って後悔している」と。

気配り上手で優しい先輩だから、私に気を遣って言ってくださっているとも思います。

でも改めて調べてみると、婚約指輪に関する後悔ってけっこうあるみたいですね。

理由はそれぞれですが、やはり「普段使いしにくい」「好みが変わった」「年齢を重ねて似合わなくなった」など、リメイクすれば解決できるものが多かったです。

できない理由もそれぞれにあるのかもしれませんが、個人的には「思い切ってリメイクするのもいいよ」と伝えたいです(それで今こうやって伝えてるんだけど)。

「石だけ贈る」も選択肢の一つに

もし今婚約指輪について悩んでいる人がいたら、「石だけ贈る」のも選択肢の一つとしておすすめしたいです。

前述した通り人の好みはそれぞれだから、「何この石!私はハリーウィンストンがよかったのに!」とか言われて破談になっても私は責任取れませんが(そんな人なら結婚しなくて正解だったと思う)。

石だけならサイズを把握する必要もないし、サプライズもしやすいと思いますよ。

こちらリメイク後のリング。シンプルかつ引っかかりにくいデザインで普段使いにもってこい。

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