デニムは結局ブルーのストレートを推したい話

FASHION

こんにちは、おさまりです。
できるだけ少ないもので、シンプルに生きていきたいと思っています。

ここ最近は年間50着程度で暮らしていて、一つ買ったら一つ手放す循環スタイルを維持するようにしています。

そんなこともあって、服を買う時にはかなり厳選するようにしています。

購入するにあたっては、事前に2週間〜1ヶ月くらい考える期間を設けるのが基本。

そんな中で久々に、見つけたその日に買ったアイテムがあります。

それがデニム。
形はワイド過ぎないワイドストレート。

それにより、我がクローゼットには3本の美しいブルーストレートデニムが揃いました。

そこで考えたことがあります。

「少なく持って長く着る」のに最適なデニムは、「ブルー×ストレート」なのではという仮説です。

そこで今日は私なりのデニム考察を綴ってみます。

服を減らしたい方、これからデニムを購入予定の方の参考になれば嬉しいです。

2024年現在トレンドは太め

もし今デニムを履いて、なんだか今っぽくないなぁと感じるなら、理由はタイト過ぎるからである可能性がそこそこあります。

2024年現在、トレンドはバギー、バレル、ワイド。つまり「太め」です。

スキニーデニムを履いていたら、少々時代遅れな雰囲気になるかもしれません。

ちなみにハイライズ、ローライズはどちらも健在。

Y2Kファッションの波に乗りローライズデニムも見かけるようになりましたが、だからと言ってハイライズが時代遅れかと言えば、そんなことはまったくありません。

どちらかと言うと、ハイライズを定番デニムにしている人の方が多いと思います。

でも結局流行は巡り巡る

先ほどスキニーデニムは流行遅れと申し上げましたが、結局のところファッショントレンドというのは巡り巡ります。

Y2Kだってそう。だからスキニーデニムだっていつかきっと返り咲くのです。

2023年、リーバイスのCEOが「スキニーデニムは決して廃れない」と語ったとか。

実際、日々出会うお客様の中にもスキニー愛用者はけっこういて、そのシルエットに慣れていると、太いデニムにかなりの抵抗を感じるようです。

最近は、流行を追うより自分のスタイルを持っている人に魅力を感じます。

だからスキニーを履きたい人は、履けばいいと思う。

でもそのことと、時代遅れな雰囲気を甘んじて受け入れることは決してイコールではありません。

条件があるのです。

それは全身で意志ある「自分のスタイル」を表現すること。

つまり、「私は流行を追ったりはしません。私には私のスタイルがあって、このファッションに身を包んでいる私が最も私らしく輝くのです。だから私はスキニーを履くのです」と口に出さずして全身で語ることです。

さもなくば、ただの時代遅れな人になってしまうでしょう。

「10年前に買ったスキニーデニムをなんとなく今も履いてます。でもトップスは最近雑誌に載ってたやつだよ」みたいな場合に、最も時代遅れ感が強調されるということです。

流行を追わないならば、「意図して追わない」ことをしないと、「意図せず流行遅れ」な印象になってしまいます。

その結果、「おしゃれじゃない」「ダサい」と人から思われたり、自分で感じたりするのです。

だからこそのストレートデニム

そこで、ストレートデニムをおすすめしたいと思います。

なぜなら「意図して流行を追わない」を実践するにあたって、最も無難な形だからです。

ブーツカットやスキニーやバレルほどわかりやすい形で流行せず、いつでも定番として存在しています。

ストレートと一口に言ってもそれは形のことなので、その太さは様々です。

ベストは色々な太さのストレートを揃えること。スリム、レギュラー、ワイドが揃えば文句なし。

デニムは履けば履くほどフィット感、こなれ感、そして愛着が湧いてくるもの。

ストレートデニムなら、きっと長く愛用できることでしょう。

そして結局ブルーデニム

デニムと言えばブルーが定番です。

ブルー以外に多いものは、グレー、ブラック、ホワイトあたりですね。

私は断然「ブルー」をおすすめします。

なぜならブルーのデニムはベーシックカラーではないにも関わらず、非常にベーシックに履くことができる唯一無二のパンツだからです。

グレー、ブラック、ホワイト。
それらはすべてベーシックカラーです。

一方、ブルーはベーシックカラーではありません。

そして、(ベーシックカラーではない)カラーパンツって、通常あまり取り入れやすいアイテムではないですよね。

例えばピンクやグリーンのパンツは、白や黒のパンツに比べるとハードルが高めです。

ブルーも同様、デニム以外の素材で取り入れようと思うと、少々ハードルが上がりますよね。

でもデニムなら、トップスの色を気にせず気軽に履けます。そう、ブルーなのに。

だからデニムを履くなら、ぜひそこはブルーを選ぼう!というのが極論的我が主張であります。

とはいえつい先日までグレーデニムを所有していた身につき、急にそんな主張をするのも少々気が引けるのですが。

グレーのデニムってかわいいんだよね。グレーだからこその独特の風合いが魅力的なのよ。

でもグレーはデニムでなくとも非常に取り入れやすいカラー。

デニムという唯一無二の存在とその歴史に敬意を表する上で、さらに「少なく持つ」を実行する上では、やはりブルーを推したい、そんな今日この頃なのであります。

3本揃ったブルーストレートデニム

さて、最近私が購入した一本はMotherです。

実はデニムを更新しようと決めたものの、これという一本を見つけるのにかなり苦戦していました。

そこに彗星のごとく(Ron Hermanのバックヤードから)現れたMother。

履いた瞬間に衝撃が走りました。

もう!なにこの柔らかさ!フィット感!
Ron Hermanのソファに座ったり立ったり座ったり立ったりしちゃうわよ!
この標準体型からかけ離れた私にフィットしつつレングスも十分だわよ!

と、あまりの感動にその場で購入しそうになりつつ、一旦ショップを出て30分くらい歩きながら考えて、やはり戻って買いました。

もう本当にね、服に関しては慎重で。

で、それ以来毎日履いています。

本当に毎日、家の鍵をポケットに入れておいてもいいくらい毎日。

ついでに菜箸も突っ込んでおきたいくらい、家事をする際にもノーストレス。

心からお気に入りのアイテムです。

ソファに座ったり立ったり座ったり立ったりした後の、Ron Hemanの試着室にて。

そしてそれに付随し手放したのが、Yanukのグレーデニム。スキニーほどではないけれどそこそこスリムで裾が少々フレアになっているものです。

やはり最近細身のパンツの登場回数が減っていて、一年近く履いてないなぁと気づいたタイミングで手放すことに決めました。

そのようにして今回、ブルーストレートデニムが3本揃いました。

左から

AURALEEのレギュラーストレート
Motherのワイドストレート
RE/DONEのスリムストレート

このブルーの濃淡を眺めるたび、なんて美しいの…とうっとりしています(変態に近い)。

ちなみにすべてハイライズです。

いつかアップデートすると思うけど次回は未定

長く履きたい3本も、いつかは買い替え、もしくはもう1本が加わるときがやってくると思います。

デニムって、今回のMotherのように急に運命の1本に出会ってしまうものなのよね。

そのときにはまた更新します。

が、しばらく(5年くらい?)はこの3本でいきたいなぁと思っている今日この頃です。

グラデーションで並べたくなるのよ。わかるかい?

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました