こんにちは、おさまりです。
心から気に入っているものだけに囲まれて暮らしたいと思っています。
とりあえず現時点で、永遠に気に入っているだろうなと思っているものがいくつかあります。
その中の一つが結婚指輪。当たり前なのかもしれませんが。
私の場合、出かける時につけて帰宅したら外すスタイル。
一日家にいる日はつけませんが、基本毎日身につけています。そして毎日のように、本当にこれにしてよかったと思います。
後述しますが、厳選したとは言い難く、実はけっこう雑に選んだものなんですけどね。
だからこんなにお気に入りになるとは自分でも予想外なのですが、身につければつけるほど味が出てきて、年々魅力が増していくような、そんなリングなのです。
MALCOLM BETTS
マルコムベッツと読みます(これまた読みにくい、マルコルムじゃないのね)
読みにくい繋がりのBurleigh記事もよろしければどうぞ。
ロンドン・ノッティングヒルにアトリエを構え、すべての作品がそこで職人の手作業により作られます。
最大のお気に入りは、ゴールドとプラチナのコンビネーションリングであること。
私のは、リングを上から見た時に左右でちょうど半々になっています。
対して夫のは、内側と外側の半々です。
文章だとわかりにくいと思うので、写真でどうぞ。
今回これを書くにあたって、マルコムベッツさんのインタビュー記事を初めて読んだのですが、「異素材のコンビネーションは結婚そのものを表現している」とあって、なんだか素敵だなぁと改めて思いました。
そしてこれが実用的にもとても良くて。
その日の気分とか他のジュエリーに合わせて、手の甲の見える側をゴールドにしたりプラチナにしたりできるのです。
婚約指輪をリメイクして以降は、あえてゴールドとプラチナが半々になるようにして重ねづけすることが多いです。絶妙でかわいいのよ。
夫のリングは外側が全部プラチナなので回して表情が変わるものではありませんが、アクセサリー全般に苦手意識を持っている人なので、マットな質感のプラチナが目立ちにくくて良いそうです。
とはいえ結婚記念日に食事に行くときくらいしか身につけていない様子。一年でたったの数時間。まあいいんだけど。
だから夫のリングは今も買ったままのマットな質感そのままです。
でも私のは毎日つけているうちにマット感が少し薄れ、ところどころキラッとするように。
それもまた素敵なのです。
元々がピカピカだと身につけていくうちに傷が目立ってくるものだけど、その真逆。
時間の経過とともに輝きが増して、夫婦とともに育ってくれているような感覚があります(我々夫婦は育っているのか、という疑問は置いといて)。
と、ここまでいろいろと書き連ねておいて、実は結婚式の数日前に慌てて決めました。
しかも夫が仕事だったため、友人についてきてもらって。素晴らしき友よ、感謝。
本当に計画性皆無の夫婦です(たぶん今もあまり変わってない。やはり大して育ってないのか)。
にしても土壇場で最高のチョイス。
いろいろと迷う時間がなかったのが逆に功を奏したのかも。
マルコムベッツの取り扱いは、日本ではバーニーズ ニューヨークのみです。
私も銀座店で購入しましたが、いつかノッティングヒルのアトリエも覗いてみたい。
キランキランより落ち着きと趣のあるジュエリーがお好きな方におすすめです。傷だらけのテーブルで失礼。
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