こんにちは、おさまりです。
できるだけシンプルに生きていきたいと思っています。
最近何が好きって地味めしが好き。
もうね、私は毎日地味なごはんを食べて暮らしていたいんだ。ただそれだけなんだ。
てことで、今日は私の地味めし愛をひたすら語っていきます。
ゆえに、読者のみなさまにとって有益な情報なんぞ何一つございません。
「いや他の記事だって特に有益な情報ありませんけど」って?まあまあそれはそうなんだけど、好きなことを好きなように綴りつつも、一応「読者目線」なるものを少しばかりは気にして書いているのです、普段は。
でも今日は一切なし。
読者目線は一旦冷凍庫なんかに入れておきまして(いつでも解凍可能!)、今日食卓に並べるのは地味さが輝く地味めしの話です。
もしあなたが毎日フカヒレやステーキやコース料理を食べたい人ならば、ここでページを閉じておくことを強くおすすめいたします。
滋味深き地味めしの世界
地味めしの世界へようこそ。
まずは認識の一致を図るべく「地味めし」を定義しておいた方がいいかしらなどと思ったりもしましたが、面倒なのでやめておく。
大体の人が「なんか地味だなぁ」と思うめしが地味めしであります。
一つ条件を加えるなら、ここでいう地味めしは、とりあえずは和食です。
基本はごはんとお味噌汁。
そこにぬか漬けや納豆なんかが加わると、いやこれって地味なの?決して地味じゃなくない?でも派手ではないから地味めしやな、てな感じ。
さらに肉じゃがなんかが加わってくると、それはもう私の中では地味めしではありません。手の込んだ「おふくろの味」です。
地味めしはもうちょっと地味であるべきだ。うん。
で、そんな地味めしの何がいいって、おいしい。それはもう、最高に。
お米の甘み、出汁と味噌の深い味わい、ちょっと長めに漬け込んだぬか漬けの酸味の後にくる旨味。贅沢にも小ネギを散らし醤油をちょろっとかけた納豆の粘りの中に感じるコク。
地味でシンプルだからこそ、素材の味、そしてその奥に潜む滋味深さを存分に味わうことができます。
できれば化学的な調味料のみなさまにはお引き取りいただきまして。そんなものが入る余地もないくらい、シンプルにうまいのが地味めしなのです。
つまりここで言う地味めしは、今日のお昼はコンビニで買ったカップはるさめだけ。地味。とかそういうことではないってことですね。
考えてみてもくださいよ。
例えば欧米を旅行して、サンドイッチだのステーキだの、大量のポテトが添えてあるなんちゃらのブラウンソースがけだのを堪能して帰国したとき。
例えばテーマパークに遊びに行って、なんちゃらバーガーになんちゃらドッグ、なんちゃらレッグやらなんちゃらクリームを楽しみ尽くし、そこそこの疲労感とともに帰宅したとき。
そんなとき、本能の求めるままに地味めしを食べ、そのうまさに悶絶したことのある人は少なくないはず。
なんなら現地で食べたどんなに豪華でおしゃれでポップなごはんよりも、おいしかったりするんだな。
それくらいのポテンシャルを秘めている地味めし。まだまだ語りますよ。
きっかけは稲垣えみ子氏
私が地味めし沼に足を踏み入れたきっかけは、稲垣えみ子さんの著書を拝読したことです。
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もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓 (幻冬舎文庫) [ 稲垣 えみ子 ] 価格:825円 |
もし名前を初めて聞いたという方がいたら、今すぐ検索してみてください。一度見たら忘れがたいビジュアルをお持ちでいらっしゃいます。
ゆるミニマリストゆえ何かそれ関連のことを調べていたとき、このお方の存在を知りました。
で、「うわーこの人好き!」と思ったのです。
もうね、彼女の暮らしぶりったら半端ない。ただものじゃないですよ。
キャリアを手放し、安定を手放し、高級マンションを手放し、風呂を手放し、洗濯機を手放し、冷蔵庫を手放し…て、いやどんだけ。
ホテル暮らしでも?と思った方がいたら甘い、甘過ぎる。
彼女は洗濯機も冷蔵庫もない古い風呂なしワンルームで、一人快適に、至って健康に、スーパーポジティブに、人生を謳歌していらっしゃるのです。
毎日のごはんは「メシ、汁、漬物」
冷蔵庫がない暮らしのヒントを江戸時代に求めた結果、行き着いたのがそこだったと。まさに地味めしってわけです。
で、この本の帯、
「一汁一菜」のワンパターンご飯、これが最高にうまいんだ!
てことを証明するかのように、季節ごとの地味めし達を写真とともに紹介してくださっています。
でね、これがね、もう本当に、うまそうでうまそうでしょうがないんだよ。
「あー今すぐごはんと味噌汁とぬか漬けが食べたいっ!」てな具合にものすごくそそられるわけです。
で、そそられるがまま食べたそれらのおいしいことおいしいこと。
今までだって散々食べてきたのに、走って帰りたくなるくらいうまい!って改めて言われると、ものすごくうまい。単純な人間でよかった。
さらに稲垣さんは人生の楽しみだった「ご馳走」がむしろ苦手になってきたと書いておられるのですが、いや確かに私もそうだと気づいてしまいました。
すき焼きの上等なお肉は二枚もいただけばもう十分、フルコースはメインあたりでふうふう言いつつデザートはキャンセルすることも。ってデザートの後さらに小菓子があるんですか。確かに小さいが一体いくつあるんだよ!恐るべしフランス人!あ、持ち帰りでお願いしますぅ。
てな具合で、ご馳走ってのは最後「おいしい」よりどちらかというと若干「苦しい」で幕を下ろすこともしばしば。
いや大好きですけどね。すき焼きも、コース料理も。ステーキだってイタリアンだって、この先の人生で何度も食べに行きたいです。
でも、たまにでいい。むしろたまにじゃないと辛い。毎日毎日フレンチのフルコースじゃむしろ何かの罰のよう。胃腸の疲れと精神疲労がお持ち帰り小菓子とともに溜まる一方よ。
ご馳走ってのはたまに食べるからご馳走なんだな。
てことで、私が日々食べるべきは最高にうまい地味めし。これに限るのであります。
友から届いた地味めし通信
そんなある日、友人からこんなLINEが届きました。
地味めし通信
納豆に鰹節を入れるとうまい
いやそりゃうまいわな。私はけっこう日常的にやっているから目新しい情報ではなかったのですが、「地味めし通信」というワードの響きが妙に気に入りまして。
あ、定期的に地味めし通信を発行しよう。てことで地味めし部を発足しよう。
というわけで、晴れてここに「地味めし部」が誕生しました。
ちなみに我が友が納豆と鰹節の秀逸なマリアージュを発見する数日前、私は彼女に水戸土産の藁納豆を手渡しました。
それが非常にうまいということもLINEで報告してくれて、なんでも朝に食べたら会社を遅刻しかける勢いでうまいとか。
「納豆を藁から出すのに時間がかかり、さらにおいしさに感動したことで遅刻」ってそれ要因のほとんど藁から出す時間だったよね。
で、私自身はそんなにうまい藁納豆をしっかりと食べそびれてしまった。なんということだ。
納豆を贈った彼女は東京に住む釧路出身の港区女子でして、大学からの同郷の友。
私が東京に行くと、ともに江戸前鮨を嗜みそのまま家に泊めてもらうことが多いのだけど(江戸前鮨愛についても早く書きたい)、私はその日の日中に長年憧れ続けた茨城旅行を遂に果たし(47都道府県制覇の旅の45県目、これについても書きたい、書きたいこと多過ぎて逆に書けない)、そのお土産だったわけです。
で、その翌日には所属する協会のパーティーを控えており、名古屋の自宅に帰るのは夜になる予定でした。
となると、藁納豆を自宅用にも買おうか?と一瞬浮かんだ考えも、藁納豆を小脇に抱え麻布台ヒルズ34階のパーティールームに参上する姿を想像し、あえなく見送りに。
ああ憧れの藁納豆。憧れの茨城旅行を果たしたら、新たに憧れの存在が生まれてしまった。
藁納豆ってデパートとか行けば売ってるんですかねぇ。納豆のためだけにまた茨城まで行くのはさすがにハードルが高いので、手近で入手しようかと目論む今日この頃です。
地味めし部員募集要項
さて、こんなところで記念すべき地味めし通信創刊号はおしまいとしますが、最後に地味めし部の部員募集要項を載せておきます。
名称:地味めし部
活動内容:地味めし好きが地味めしについて好きなように語り、時には地味めしをともに味わうこともひょっとするとあるかもしれない、そんなような活動(活動日・活動場所不定)
部長:おさまり
部員:ぷりしら*(現在一名のみ)
入部条件:地味めし好き(たまには好き、まあまあ好き、ものすごく好きなど度合いは不問)、年齢・性別・国籍不問
入部方法:「今日から私は地味めし部」と思った時点で自動的に入部。記事に部員として名を記したい者はコメントかSNSで部長に連絡。
注釈*:「ぷりしら」とは記事中に出てきた釧路出身港区女子のことである。大学で全員が英語名を持たねばならぬ講義があり、彼女はPriscillaだった。ちなみに私はJenny。面映い。
藁から出した納豆がいい感じの最高の地味めし(撮影:ぷりしら)。
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